市役所の窓口という日常的な職場を舞台に、対応ミスをきっかけとした悪質な客とのトラブルが展開する。対面関係の中で同僚を庇った主人公が、その後のエスカレートする行動に翻弄されていく過程が描かれる。後輩職員の視点から、親密さとは別の感情を交えながら、ふたりの間で生じる力関係の変化が浮き彫りになる。職業設定とドラマ性を活かした154分のボリュームで、状況の推移が丁寧に描かれている。
編集部おすすめポイント・見どころ
- 市役所窓口という身近な職場設定で、対応トラブルから始まる展開
- 同僚への好意を抱く後輩の視点から描かれる心理的な揺らぎ
- エスカレートする要求の中での主人公の変化の軌跡
