本作は学園を舞台にした異なる2つの状況を収めた構成。第一話では、経済的な理由から学長の息子に従わされてきた女子学生・巴の学生時代が描かれる。長年耐えてきた状況に転機が訪れ、彼女が何をするのかが展開の軸となる。第二話では、更衣室を覗く男子学生を物陰から観察する女子学生が、その行為を目撃することで妄想をふくらませ、いつしかその妄想が現実となっていく経緯が描かれる。抑圧と解放、観察と妄想という相対する状況が組み合わされた構成。
この作品の特徴
- 学長の息子に従わされてきた女子学生が、長年の抑圧から解放される決定的な瞬間
- 更衣室の隠れた場所で男子学生の行為を観察し、妄想をふくらませる女子学生の心理描写
- 妄想が現実化していく過程で、複数の登場人物の立場と行動が交錯する構成
