ホステスとしてのキャリアを積み重ね、ナンバーワンの座を得た主人公。しかし夫の相次ぐ借金により、かつての約束を守り続けることは不可能になる。閉店後、太客との密室で繰り広げられるシーンは、利害と欲望が交錯する緊迫感に満ちている。篠原いよの、揺らぐ心情と身体の変化が丁寧に捉えられ、117分の長尺で深い物語が展開される。質感のあるドラマと身体表現の融合が魅力。
編集部おすすめポイント・見どころ
- 夫の借金により、守ってきたポリシーを手放す人妻の心理的転換点
- ホステスから脱却できない立場で、客との密室での濃密な営業シーン
- 篠原いよが演じる葛藤、快感、そして堕ちていく過程の自然な表情の変化
