本編での激動の夏を経た新山は、日常への落ち着きと心に残り続ける渇望の中にいた。そこへ小さい頃のおさななじみ・颯太が現れ、かつて好きだった男子・三上との再会も重なる。弟のような存在への秘かな思いと、過去の相手が仕掛ける誘いの狭間で、新山は揺らぎ、流されていく。内に秘めた欲望と罪悪感が交錯するなか、性へ溺れる自分自身を消費しているような違和感を抱きながらも、純真な心を持つ相手の出現が運命の転機となるーー青春の終わりに向かい、選択を迫られる新山の行く先とは。
編集部おすすめポイント・見どころ
- おさななじみ・颯太への秘かな思いと妄想の間で揺らぐ新山の心理描写。罪悪感と欲望の衝突が丁寧に表現される
- かつての恋人・三上とのカラオケシーンで、押し殺されていた欲望が解放される流れ。性への流されやすさが浮き彫りに
- 青春の終わりと大人への入口で、自分の意志と外的圧力の間で葛藤する新山。純真な相手の存在が選択の岐路を生み出す
